(研究成果)新たな生体リズムを毛の形態形成モデルから解明 -加齢による毛質変化の解明やその予防法の確立に期待-

2023.08.04

理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 器官誘導研究チームの辻 孝 チームリーダー、武尾 真 上級研究員、小川 美帆 客員研究員(研究当時 株式会社オーガンテクノロジーズ 研究員、現 株式会社オーガンテック 代表取締役)らの共同研究チームは、特殊な毛の形態形成モデルから新たな生体リズムの機構を解析し、毛を生み出す器官である毛包の毛乳頭細胞が作るマイクロニッチと毛母細胞の時間的空間的な変化により、毛包特異的なリズムが生み出されることを解明しました。

本研究成果は、生体リズムが関与する発生現象の理解に貢献するとともに、毛質に個人差が生じる仕組みや、生体リズムの乱れを伴う加齢メカニズムの解明、加齢による毛質変化に対する予防法の確立につながると期待できます。

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