プロジェクト概要

概要

モデル動物の解析から得られた膨大な発生生物学的知見と幹細胞の培養・操作手法の技術的の融合の結果、近年、オルガノイドと呼ばれる人工3次元器官の作製・利用研究が世界的に急速な進展を見せている。本研究分野は、発生生物学等の基礎科学への貢献から、再生医療等への応用利用まで多大な利用価値が期待されることから、各国の研究機関が人的資源・研究予算を集中投資している一方、日本においては各研究者が個別に奮闘しているのが現状である。理研BDR(旧CDB)においては、世界を先行するヒトES細胞培養技術を発展させ、2008年の大脳皮質に続き2011年に眼杯の胎児組織構造の3次元自己組織化を達成した。BDRの御家芸とも言える3次元組織の形態形成に関わる研究成果の蓄積がもたらした成果であり、今もそのポテンシャルは健在である。本プロジェクトでは、理研BDRを3次元器官形成研究の世界的拠点とすることを目指し、センターの生物学、工学、数理等の学際的な特色を生かして、体系的なオルガノイド研究体制を構築する。

目標

本プロジェクトでは、理研BDRを3次元器官形成研究の世界的拠点とすることを目指し、センターの生物学、工学、数理などの学際的な特色を生かした体系的なオルガノイド研究体制を構築する。これを達成するため、自己組織化原理の解明から、社会実装へ向けた標準化・適正化までの各フェーズの研究を並行して推進し、立体培養器官の実用化を最速で実現するパイプラインを構築する。

体制図

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